広域的環境整備

 東京は、世界的にも有数の人口集中都市です。そのため、物流機能が充実し、モノの豊かさにあふれていますが、自動車交通の過密や大量のごみの排出といった課題も抱えています。これからは、資源やエネルギーの保全、すがすがしい大気環境の回復といった環境対策をどう進めるかが大きく問われます。

 そこで、世界に誇れる環境先進都市・東京をめざす政策として、かつて有数のリサイクル先進都市であった江戸や、ドイツ・フライブルク市などの循環型都市の経験を活かして、ごみの発生抑制・再使用・再生利用を一体で進める「3R(スリーアール)」戦略の早急な策定、都が日本ではじめて導入した温室効果ガス総量削減義務と排出量取引制度(キャップ&トレードプログラム)の定着など、低炭素社会の実現をめざした大胆な地球環境対策を推し進めます。 また、大気汚染防止に向け、交通渋滞解消にも役立つ都道整備や交差点改良を進めるともに、自動車交通需要の調整を図る交通需要マネジメント(TDM)の取り組み、自転車が走りやすい環境整備なども図ります。

 さらに、良好な住環境の整備は、過密都市・東京に求められるもう一つの豊かさです。バリアフリーやユニバーサルデザインに配慮した質の高い都営住宅の整備、長寿命住宅の普及を推進します。